@article{oai:u-shizuoka-ken.repo.nii.ac.jp:00005102, author = {膽畑, 敦子 and Atsuko, IHATA}, journal = {経営情報イノベーション研究, Review of Management and Information of Innovation}, month = {Oct}, note = {application/pdf, 超高齢社会の我が国において、 急性期病院に入院する患者も高齢化しており、 それに伴い入院患者の認知症高齢者が占める割合も増加している。 認知症高齢者が治療後に住み慣れた地域での生活に移行するためには退院支援が必要である。 そこで本研究では、 急性期病院に勤務する看護師を対象として認知症高齢者の退院支援の実態を明らかにすることを目的に質問紙調査を行った。 対象の648人の看護師に質問票を送付し、 得られた263人の回答について分析を行った (回答率40.5%,看護師経験年数平均10.4±4.1年)。  調査の結果、 ほとんどの項目において、 認知症高齢者以外の患者と比べ、 認知症高齢者への退院支援の実施率が高かった。 しかし、 「どのような状態になったら退院したいかを患者自身に確認している」 については認知症以外の患者への実施率に比べ、 認知症高齢者への実施率が低かった。 また、 認知症高齢者とコミュニケーションが取りづらいと感じた経験については 「あり」 と回答した対象者が262人 (99.6%) であった。  急性期の病院に勤務する看護師が認知症高齢者に対する退院支援を行うためには認知症高齢者とのコミュニケーションを含む学習機会の確保や退院支援を継続できる支援体制や連携体制を整備していく必要性が示唆された。}, pages = {17--32}, title = {急性期病院に勤務する看護師を対象とした認知症高齢者への退院支援の実態}, volume = {10}, year = {2021}, yomi = {イハタ, アツコ} }